利己的な遺伝子 レビュー

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所感

本書は私のパラダイム(考え方の枠組み)を変えた数少ない1冊だ。進化論についての本であり、主人公は個体でも集団でもなく、遺伝子であることを強調している。

  • なぜ私はここにいるのか
  • なぜ心があるのか
  • なぜ感情があるのか
  • なぜ性が生まれたのか
  • なぜ親は自分を犠牲にしてまで子を守るのか

本書では、このような多岐にわたる疑問に対して、進化論に基づく統一的に答えてくれる。それらの議論を補強するためにゲーム理論も登場する。 

GW明けの会社のグランドは雑草が伸びていたり、ミツバチや天道虫がいた。いつも通りの光景だった。しかし、その光景が一変して見えた。草花や虫や私すらも、遺伝子を保護し、増殖させるためだけに存在する”生存機械”に過ぎないのだ。遺伝子が環境に適応した結果、宇宙の原始の状態から、この光景のように多様な生物が生じるに至ったのだ。このような統一的な原理からこんな豊かで複雑な世界が出来たのだと思うと、感動せずにはいられなかった。

自分の生きる世界についての視点を増やすことができる、人生をより豊かにしてくれる本だった。

著者

リチャード・ドーキンス

利己的な遺伝子 40周年記念版

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