[アラサー男性の体験談]2回目のファイザー製コロナワクチン接種の副反応の経過

対象読者

表題について、わたしく、基礎疾患なしの平均的な29歳男性についての経験談を述べる。あくまでコロナワクチン接種の副反応の単なる１サンプルに過ぎない点を踏まえて読んでいただければ幸いだ。

振り返って思う準備しておくべきものは以下だ。

経過は４つのフェーズに分かれた。

では、１日目から詳述していく。

14時に2回目のワクチン接種を行った。一回目の感じと似ていて、徐々に注射した腕が痛くなってきた。2回目の副反応の方が大変って話を聞いていたが、この調子なら大したことないなー、と油断していた。

しかし、接種から9時間後くらいから様子は一変した。腕の痛みが強くなってきた。ここまでは一回目の副反応と似ている。それに加えて頭がボーッとして、寒気もしてきた。読書をしていたのだが、それを中断して床についた。

症状だけならインフルエンザに近い。しかし、様態の急変の具合が今まで経験したことがないような感じだった。まとめると、筋肉痛、頭痛、悪寒、高熱、呼吸器の活発化の５つの副反応だった。

注射部にとどまらず、手の親指の付け根、背中、太もも、首筋、腕など、体全体の筋肉が痛くなってきた。注射部付近が脈打つようにうずく。これが他の部位に伝播して全体に広がっていく感じだ。

ところがインフルエンザと異なっていた。

痛みが体中に広がるのと同時に頭痛も酷くなった。ズキズキとした痛みと共に、頭がボーッとして来る感じだ。

悪寒もしてきた。体温が高温になっているのを感じるが、体温を測る余裕もない。２日目に体温が３８℃だったことを鑑みると、この夜は３９℃くらいあったのではないか。毛布に包まって、ただ寒さに震えていた。頭痛、筋肉の痛み。トイレに起きることもシンドかった。

そして、コロナワクチン特有の副反応？というか本命の反応みたいなのが現れた。それは、やたらと呼吸器が活発になる感じだった。それまで鼻が詰まったりしていたのがどこへやら。鼻が通り、呼吸が活発になり、酸素がいっぱい取り込まれているのを感じた。鼻に空気が通り過ぎて、鼻先が冷たくなっていた。

こんな苦しい感じで布団にうずくまっていることしかできず、寝ているのか覚めているのかよく分からないまま朝を迎えた。

二日目に入った。一日目の夜のような怒涛の波状攻撃の感じはなく、悪寒、頭痛、全身の痛み、38.1℃くらいの高熱で安定した。普通にダルい。食欲もない。鼻水と咳も多少出た。

でも、少し余裕ができた。もちろん仕事をするのは厳しい状態だったが、少し寝続けているのも手持ち無沙汰で、寝ながらならスマホをイジられるくらいの余裕はできた。ただ、それでも疲れるので、途中で寝た。

結構汗をかいたため気持ち悪かったり、布団が暑いと感じる余裕もあった。一日目の夜は寒くて寒くて、微動だにせずにうずくまっていたのに。発汗のため、結構喉が渇いた。幸い、前もって２Lのスポーツドリンクを一本買っておいたので助かった。

この感じが2日目の19時くらいまで続き、それ以降は体温が36℃後半になった。私の平熱から言うと微熱にあたる体温だ。

もう夜になっていたが、座ってパソコンをいじれるくらいには回復したが、まだ頭痛や注射部付近の筋肉痛、ダルさが残っていた。やはり夜更かしするほどの余力はなく、結構昼寝をしたにも関わらず、早めに寝た。明日には治るだろうな、という予感はあった。

しかし、意外にもまだ頭痛と注射部の筋肉痛とダルさが少し残っていた。テレワークで仕事をすることはできたが、出社するのは控えることにした。

少し残った頭痛のため、仕事への集中力を維持するのが普段よりも難しかった。しかし、ごく軽度の風邪くらいの感覚だった。

この調子が３日目の仕事の定時過ぎくらいまで続き、これをもって２回目のコロナワクチン接種の副反応は完全に終わった。