対象読者
- サラリーマンとして仕事を頑張っているが、不満がある20-30歳代の方
結論
以下のように、仕事を頑張ることにもサボって楽することにもメリットがある。
- サラリーマンはサボりながら働く方がお得
- 一方、サボらずに頑張って仕事をして身に着けた能力は真の安定をもたらす
その根拠について以下で述べる。
根拠
成果が給与に反映されない理由[1]
以下が理由だ。
- 会社員をクビにできない
- 年功序列
- 減給がない
これらの制度の維持費は年々大きくなる。社員数は減らないし、給与額は年々増えていくからだ。故に、これらの制度を持つ会社(以降、単に会社と呼ぶ)が存続するためには、規模を拡大し続けなければならない。会社とネズミ講は構造的に同じだ。
だから、若者が成果を出しても、それを当人に還元する余裕はないし、年功序列の公平性?を破ることになってしまう。
サラリーマンの合理的な働き方はサボること
成果が給与に反映されない以上、サラリーマンにとって合理的な(コスパの良い)働き方は、できる限り仕事をサボることだ。
そのシワ寄せを受けて不利益を被るのはできるサラリーマンだ。彼らの成果はサボリーマンに搾取される。
サラリーマンは頑張るだけ損なのだ。
でも、できるサラリーマンを目指そう
しかし、(正しい方法で)頑張って働いた結果、給与とは別の報酬が得られる。成果を出せる能力だ。自分で成果が出せるならば、会社にいても損なので、独立すべきだ。
しかし、サラリーマンとして成果が出せることと独立できることは同義なのだろうか。会社のブランド力を流用した結果、成果が出せただけじゃないのか。その辺りを考慮しつつ、取り合えず、できるサラリーマンを目指すべきだ。独立までいかなくても、より有利な条件の会社に転職できるようになるはずだ、きっと。
自分を守れるのは自分だけ
会社の制度がずっと維持されるのなら、適度にサボってストレスを極力減らして休日を謳歌する生き方もいいかもしれない。しかし、その前提が信用ならないのは、リーマン・ショック以降、公然の事実だ。
しかも、サボるようなモチベーションで今後何十年もつまらなさそうに仕事を続けていくことは拷問に近い。ならば、いっそ仕事に精を出してみて、スキルアップを狙っていく方が楽しいかもしれない。
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